みなさん、こんにちは!奥村です!!
子供は大人よりも、身体の成長スピードが早いもの。
そのため、必要な栄養素も変わってきます。
成長途中の子供は大人とは異なる点がいくつかあるので、そこを踏まえて栄養を摂取しましょう。
・カルシウムを多く必要とする
カルシウムは成長期に最も多く蓄積しますので、
この時期にいかにカルシウム蓄積量を高めておくかが、大事なポイント。
身長の伸びや大人になってからの骨量の保持につながります。
そして、スポーツをする子の場合は、汗でカルシウムが排出されてしまうので、その分も摂取する必要があります。
カルシウムは日本人が最も不足している栄養素の一つですので、特に意識して摂るようにしましょう。
▶たんぱく質を多く必要とする
エネルギーと同様、子どもは体を成長させるために、大人よりも多くのたんぱく質摂取が必要です。
たんぱく質は筋肉の材料になるだけでなく、体の免疫を作ったり、骨の形成を助けて、身長を伸ばす働きもある重要な栄養素です。
食べ物では肉類・魚・卵・大豆・牛乳に多く含まれてます!
・脂肪の利用率が高い
子どもは大人に比べて体が小さいので、体に糖質の貯蔵できる量が少なく、脂肪もエネルギーとして利用されると言われています。
1日摂取エネルギーに対する脂質の割合は、「日本人の食事摂取基準」では年代に関係なく20~30%が目標量とされています。
極端な脂肪分のカットは良くないようです。
体重あたりのエネルギー必要量が多い
子どもはエネルギー(カロリー)必要量が多く、例えば体重1kgあたりの基礎代謝量では、
18~29歳の男性はおよそ24kcal/kgであるのに対し、6~7歳の男の子はおよそ44kcal/kgと倍近い差があります。
そして、子どもの場合、基礎代謝分と活動分のエネルギーだけでなく、体を成長させるためのエネルギーも必要になります。
・こまめな水分補給が必要
子どもは大人よりも、熱中症になりやすいことに注意しなければなりません。
気温が体温よりも高い環境下では、体は皮膚から外気の熱を吸収していき、さらに発汗機能が未発達なため体温はどんどん上昇していってしまいます。
真夏日や猛暑日での長時間のスポーツは、できるだけ控えるようにし、こまめな水分補給を心がけましょう。